2021-03-11 第204回国会 衆議院 議院運営委員会 第16号
つまり、企業統治、企業経営と国家統治、国家経営は同じなのか、違うのかということです。 発言機会が一回ですので、ちょっと私の考えを先に申し上げて、お考えをお聞きしますが、企業経営は個別の生存戦略なんですね。だから、合理化とか効率化とかとなじみやすいんです。国家経営は全体の生存戦略なので、国民を効率化したり、国民を合理化したり、国民をリストラしたりできません。
つまり、企業統治、企業経営と国家統治、国家経営は同じなのか、違うのかということです。 発言機会が一回ですので、ちょっと私の考えを先に申し上げて、お考えをお聞きしますが、企業経営は個別の生存戦略なんですね。だから、合理化とか効率化とかとなじみやすいんです。国家経営は全体の生存戦略なので、国民を効率化したり、国民を合理化したり、国民をリストラしたりできません。
その営みの中の一つが、一部がですよ、営みの大部分は我々が積み上げてきた規範だとか文化だとかそういうものだと思いますが、その一部が、今先生がおっしゃった統治、国家をいかに治めるかということです。 これは、民主党さんも実は多数を占めれば政府を形成されることがあるんですね。
これもまた、鳩山幹事長が代表質問の中で、拉致したようなとんでもない北朝鮮も尊重するのかとおっしゃいましたけれども、それは、統治国家として受けとめていたら、とんでもないそんなリーダーがいる国を愛するはずがございません。でも、ここで言う「他国」というのは、そこに生きている人々だと思うのです。
また、国家の経緯も、国民国家という言葉があり、また統治国家という言葉がある。いろいろな歴史と生い立ちをそれぞれの国は持っているだろうと思います。
○参考人(小此木政夫君) 金正日総書記が最終的な決裁権を持っていることは間違いないんですが、これはスターリン主義的な統治国家の特徴だろうと思います。ちょうどウ飼いのウ匠のようなもので、何匹ものウを放して、束ねているのは自分が束ねているんだろうと思うんですね。横の連絡はほとんどないんです。ですから、ウ同士は競争しているというような関係なんじゃないかと思います。